息切れ・呼吸が苦しい...それ、肺の病気かもしれません
■ はじめに
最近、階段を上ったり歩くだけで「息切れする」「呼吸がしんどい」と感じていませんか?
年齢のせいかな、疲れているだけかも――そう思って見過ごしてしまう方も多いですが、肺の病気が隠れている可能性もあります。
■ 息切れの原因はさまざまです
呼吸が苦しい、息切れする症状には、さまざまな原因があります。
その中には、呼吸器の病気が関係している場合も少なくありません。
以下は代表的な病気の一例です。
・肺気腫(COPD)
喫煙や長年の有害物質の吸入により、肺の構造が壊れてしまう病気です。
徐々に進行し、慢性的な咳や痰、息切れが見られます。
・間質性肺炎
肺の中の「間質」と呼ばれる部分が炎症を起こし、硬くなってしまう病気です。
息を吸っても酸素がうまく取り込めず、呼吸困難を感じやすくなります。
・気管支喘息
気道に慢性的な炎症があることで、呼吸がしづらくなります。
夜間や明け方の咳、ヒューヒューといった喘鳴が特徴的です。
■ 受診の目安
以下のような症状がある場合は、呼吸器内科の受診をおすすめします。
・階段や坂道で息切れする
・咳や痰が長引いている
・呼吸をすると胸が苦しい
・動悸やだるさを感じる
■ 当院での対応
泉佐野おかざきクリニックでは、呼吸器内科専門の医師による診察を行っています。
必要に応じて、胸部レントゲン検査や血液検査、肺機能検査などを実施し、正確な診断と適切な治療を心がけています。
■ まとめ
「年のせい」「疲れのせい」と思っていた息切れが、重大な病気のサインであることもあります。
少しでも不安を感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。
早期発見・早期治療で、呼吸のつらさを改善していきましょう。