呼吸器内科で行う検査ってどんなもの?
■ 呼吸器内科ではどんな検査をするの?
呼吸器内科は、咳・痰・息切れ・呼吸困難などの症状を診る診療科です。
こうした症状の原因を調べるために、いくつかの検査を行います。
「検査って痛い?」「時間がかかるの?」と心配な方も多いと思いますが、ほとんどの検査は短時間で、痛みもほとんどありません。
■ 胸部レントゲン検査
肺炎や肺がん、COPDなどの異常をチェックするための基本的な検査です。
専用の機械の前に立ち、胸にX線を当てて肺の状態を画像で確認します。
痛みはなく、1〜2分で終わります。
■ スパイロメトリー(肺機能検査)
肺の働きを調べる検査で、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や喘息の診断に重要です。
息を思い切り吸ってから、専用の器具に勢いよく吐き出すことで、肺の容量や空気の通りやすさを測定します。
大きく息を吸う・吐くため、少し疲れるかもしれませんが、痛みはなく、数分で終了します。
■ 血液検査
体内の炎症の有無や酸素の状態を調べます。肺炎や感染症の診断に役立ちます。
また、アレルギーの有無や免疫機能もチェックできます。
■ パルスオキシメーター
指先にクリップのような器具をつけて、血液中の酸素の量(酸素飽和度)を測定します。
非常に簡単で、痛みもなく数秒で完了する検査です。
■ CT検査(必要に応じて)
レントゲンでは見つけにくい病変や、肺の詳細な構造を確認したいときには、CT検査を行うこともあります。
提携医療機関での撮影をご案内する場合があります。
■ 当院で対応している検査
泉佐野おかざきクリニックでは、胸部レントゲン・スパイロメトリー・NOブレス検査・心電図・血液検査・パルスオキシメーターなどを実施しています。
症状やご希望に応じて、最適な検査をご提案いたしますので、ご安心ください。
■ まとめ
呼吸器内科での検査は、肺の健康状態を知る大切なステップです。
長引く咳や息切れがある方、タバコを吸っていた方、風邪が治らない方など、症状が軽くても一度ご相談ください。
早期発見・早期治療が、呼吸器の病気からあなたの健康を守ります。