健康診断で『血糖値高め』と言われたら?最初に知っておくべきこと
■ 血糖値が高い...それってすぐに糖尿病?
健康診断の結果に「血糖値高め」と書かれていて、不安になった経験はありませんか?
今すぐ糖尿病というわけではなくても、放っておくと将来的に糖尿病になるリスクが高くなる可能性があります。
■ 「血糖値高め」とはどういう状態?
一般的に、空腹時血糖が100~125mg/dL、またはHbA1cが5.6~6.4%の場合、「境界型糖尿病」と呼ばれる予備軍の状態です。
この段階でも、血管にはすでに負担がかかり始めていることもあります。
■ 放置するとどうなるの?
血糖値が「少し高い」状態が続くと、動脈硬化や神経障害、腎機能低下といった合併症のリスクがじわじわと高まります。
「まだ大丈夫」と思わず、早めの対応が将来の健康を守ります。
■ 最初に取り組むべきこと
生活習慣の見直しが第一歩です。
- ・炭水化物や間食の量を控えめに
- ・軽い運動(ウォーキングなど)を毎日の習慣に
- ・睡眠不足やストレスを避ける
小さな積み重ねが、大きな変化につながります。
■ 医療機関を受診するメリット
糖尿病に進行する前に、内分泌代謝科や糖尿病内科での継続的なフォローを受けることで、効果的に予防ができます。
当院では、生活指導から検査まで、患者様一人ひとりの状態にあわせたサポートを行っています。
■ まとめ
健康診断で「血糖値高め」と言われたら、それは生活を見直すサイン。
本格的な糖尿病になる前に、医師と一緒に予防に取り組みましょう。