風邪が治ったのに咳が止まらない? 咳喘息かも!
■ はじめに
「風邪は治ったはずなのに、咳だけがずっと続いている...」
そんな経験はありませんか?
それ、もしかすると咳喘息かもしれません。
放っておくと本格的な喘息に移行することもあるため、早めの対処が大切です。
■ 咳喘息とは?
咳喘息は、喘息の一種でありながら、「咳だけが続く」のが特徴です。
通常の喘息のような「ゼーゼー・ヒューヒュー」といった喘鳴(ぜんめい)はあまり見られません。
そのため、風邪やアレルギーと間違われやすく、見逃されることがあります。
■ こんな症状はありませんか?
・風邪が治った後も咳が3週間以上続いている
・夜間や明け方に咳がひどくなる
・会話中や笑ったあと、冷たい空気で咳が出やすい
・市販薬や風邪薬では改善しない
■ 咳喘息と風邪の違い
風邪の場合、咳とともに発熱、鼻水、喉の痛みなどの症状を伴いますが、
咳喘息は咳以外の症状がほとんどありません。
また、風邪が治っても咳だけが長く残るのが特徴です。
■ 早期受診が大切です
咳喘息は、早期に診断・治療を行えば、しっかりと改善する病気です。
しかし、治療せずに放置すると、本格的な気管支喘息に進行するリスクがあります。
特に、年に何度も同じような咳が続く方は、一度医師に相談してみましょう。
■ 当院での対応
泉佐野おかざきクリニックでは、咳喘息の診断と治療に対応しています。
呼吸器内科医が丁寧に診察を行い、必要に応じて肺機能検査や吸入治療を開始します。
夜間の咳や長引く咳でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
■ まとめ
「ただの風邪」と思っていた咳が、実は咳喘息だったというケースは少なくありません。
咳が長引く場合は我慢せず、早めの受診でしっかり原因を調べることが重要です。
気になる症状があれば、当院までどうぞご相談ください。