花粉症の薬、糖尿病に影響はある?知っておきたい注意点

■ 花粉症シーズンの注意点

春は花粉が飛び交う季節。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみといった症状に悩まされる方も多いですが、糖尿病をお持ちの方にとっては、花粉症の薬の選び方に注意が必要です。

■ 花粉症の薬にはどんな種類がある?

主に以下のような薬が使用されます。

  • ・抗ヒスタミン薬(くしゃみ・鼻水を抑える)
  • ・点鼻薬・点眼薬(局所的に作用)
  • ・ステロイド薬(強い症状を抑える)
  • ・漢方薬(体質改善や症状緩和)

これらのうち、ステロイド薬などは糖代謝に影響を与える可能性があり、血糖値が上昇することがあります。

■ 糖尿病に影響する可能性のある薬

特に注意が必要なのは以下のような薬です。

  • ・ステロイド点鼻・内服薬:血糖値の上昇を引き起こすことがあります。
  • ・一部の抗ヒスタミン薬:眠気や口渇による脱水傾向で血糖が変動することも。

自己判断で市販薬を使用することは避けましょう。

■ 薬を使うときの注意点

薬を使用する際は、必ず医師や薬剤師に相談し、糖尿病に影響の少ないものを選びましょう。
服薬中に血糖コントロールが不安定になったり、いつもと違う症状が出た場合は、早めの受診をおすすめします。

■ 当院のサポート体制

泉佐野おかざきクリニックでは、糖尿病内科・内分泌代謝科・呼吸器内科が連携し、薬の影響や体調管理について総合的にサポートしています。
花粉症の時期こそ、血糖コントロールの継続が大切です。

■ まとめ

花粉症の薬は、糖尿病のコントロールに影響を与えることがあります。
市販薬を選ぶときや、体調に変化がある場合は、専門の医師に相談しながら春の健康管理をしていきましょう。

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