いびきがひどいと感じたら...睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性

■ いびき、ただの寝苦しさと思っていませんか?

「最近いびきがひどい」「家族からうるさいと言われる」
このような症状がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。
SASは、眠っている間に何度も呼吸が止まる病気で、放置すると高血圧や心臓病、脳卒中などのリスクが高まることもあります。

■ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

SASは、睡眠中に10秒以上呼吸が止まる状態が繰り返される病気です。
多くの場合、いびきを伴い、無呼吸のあとに大きないびきや体の動きが見られます。

■ よくある症状

・いびきが大きい、断続的に止まる
・日中の強い眠気、集中力の低下
・起床時の頭痛やだるさ
・夜中に何度も目が覚める
・記憶力の低下、性格の変化

■ SASセルフチェックリスト

以下に当てはまる項目が多いほど、SASの可能性があります。

  • □ 家族やパートナーに「いびきがうるさい」と言われた
  • □ 寝ているときに「呼吸が止まっていた」と言われた
  • □ 起きたときに口が渇いている
  • □ 昼間に眠くて仕方がない
  • □ 夜中に何度も目が覚める
  • □ 起床時に頭痛がある
  • □ 肥満体型である(BMI25以上)
  • □ 高血圧や糖尿病などの持病がある

3つ以上当てはまる方は、一度医療機関へのご相談をおすすめします。

■ 診断と検査

SASは、睡眠時の呼吸状態を記録する検査で診断します。
当院では、ご自宅でできる簡易検査(スクリーニング検査)をご案内しています。
必要に応じて、提携医療機関での精密検査(PSG:終夜睡眠ポリグラフ検査)も行います。

■ 治療法について

症状や重症度に応じて、以下のような治療法があります。

・CPAP療法(持続陽圧呼吸療法):就寝中に鼻に装着するマスクで気道を確保する方法
・マウスピース(軽症の場合)
・生活習慣の改善(減量、禁酒、横向き寝など)

■ まとめ

いびきを「よくあること」と放置していると、心臓や脳の病気につながるリスクもあります。
ご自身やご家族のいびき・日中の眠気が気になる方は、早めに呼吸器内科での相談をおすすめします。
泉佐野おかざきクリニックでは、SASの初期診断・簡易検査に対応しています。お気軽にご相談ください。

「咳が2週間以上続いていませんか?」~長引く咳の原因と対処法~

はじめに
風邪は治ったはずなのに、咳だけがいつまでも止まらない――そんな経験はありませんか?
「たいしたことはない」と放置してしまいがちですが、実は長引く咳の陰に、思わぬ病気が隠れていることもあります。
今回は、2週間以上続く咳の原因とその対処法について解説いたします。

長引く咳の原因
長引く咳にはさまざまな原因があります。代表的なものをご紹介します。
・咳喘息
 風邪の後などに現れやすく、喘鳴(ゼーゼー音)がなくても咳が続くのが特徴です。
・後鼻漏(こうびろう)
 鼻水が喉に流れ込み、咳の刺激になることがあります。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎が原因のことも。
・逆流性食道炎
 胃酸が食道に逆流し、気道を刺激して咳が出るケースです。
・気管支炎・慢性閉塞性肺疾患(COPD)
 喫煙者の方に多く見られ、咳や痰、息切れが続くことがあります。
・アレルギーや感染症の後遺症
 気管支の過敏状態が続くことで、軽い刺激でも咳が出やすくなることがあります。

受診の目安と注意すべき症状
咳が2週間以上続く場合や、以下のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
◇夜間や早朝に咳が強くなる
◇会話中にも咳き込む
◇呼吸が苦しい
◇微熱や体のだるさが続く
◇痰に血が混じる
咳は単なる風邪の後遺症かもしれませんが、肺炎や結核、喘息などの初期症状であることもあるため注意が必要です。

当院での対応
泉佐野おかざきクリニックでは、咳の症状が続く方に対して、以下のような診療を行っています。
 ・問診・聴診による丁寧な診察(専門医が担当します)
 ・胸部レントゲン検査
 ・必要に応じて血液検査や肺機能検査
 ・咳喘息やアレルギー性疾患への吸入薬・内服薬の処方
 ・生活習慣や環境因子のアドバイス
咳の原因を明らかにし、患者様一人ひとりに合った治療を提案しています。

まとめ
長引く咳は、放っておいても自然に治るとは限りません。
「たかが咳」と思わず、2週間以上続く場合は一度専門医にご相談ください。
つらい咳が続いてお困りの方は、どうぞお気軽に当院へお越しください。