冬は血圧と血糖が上がりやすい?寒さと生活習慣の落とし穴
冬は血圧と血糖が上がりやすい?寒さと生活習慣の落とし穴
■ 冬に体調を崩しやすい理由とは?
寒さが本格化する冬の時期は、血圧や血糖値が上がりやすくなる季節です。
これは、寒さや生活リズムの変化により、自律神経やホルモンの働きに影響が出るためです。
また、運動不足や食べ過ぎも重なり、生活習慣病のリスクが高まります。
■ 血圧が上がる原因
冬は気温が下がることで血管が収縮しやすくなり、血圧が自然と上昇します。
さらに、屋外と室内の温度差によるヒートショックにも注意が必要です。
特に早朝のトイレや入浴時は血圧の変動が大きく、心筋梗塞や脳卒中の引き金になることも。
■ 血糖値が上がる理由
寒い季節は、体温を保つためにエネルギーを多く使う一方で、
運動量が減り、食事のカロリーが高くなりがちです。
これにより血糖コントロールが乱れやすく、食後高血糖やHbA1cの上昇につながることがあります。
■ 冬に注意したい生活習慣の落とし穴
- ・外出の機会が減り、運動不足になりやすい
- ・年末年始のごちそうや間食が増える
- ・忘年会や新年会などで飲酒・食べ過ぎがち
- ・寒さで入浴や起床時に急な血圧変動が起こる
■ この時期に意識したい対策ポイント
- ・室内を暖かくし、特に朝晩の冷えに注意
- ・温かい食事で野菜をしっかり摂る
- ・ストレッチや軽い運動で血流を保つ
- ・血圧・血糖の記録を習慣にし、変化に気づく
■ 気になる症状はお早めにご相談を
泉佐野おかざきクリニックでは、糖尿病や高血圧など生活習慣病の管理を行っています。
「最近、体がだるい」「血圧や血糖値が気になる」など、小さな変化でもお気軽にご相談ください。
冬の体調管理こそ、1年の健康の土台になります。
■ まとめ
冬は体調を崩しやすい季節。
寒さによる血管収縮や運動不足、食生活の変化などが、血圧・血糖に影響します。
日常生活の中でできる対策を取り入れ、健康な冬を過ごしましょう。
